月に一度の朝読書の日

今日は、月に一度の恒例となっている琴浦東小学校の朝読書の日でした。私は6年2組の教室で、短編物語『弟』を読み聞かせしました。

このお話は、歳の離れた弟との日常や、母とのあたたかな思い出が描かれている心にしみる作品です。姉としての戸惑いや愛情、家族の絆がやさしく綴られており、読んでいるこちらまで胸がじんわりと温かくなります。

読み終えたあと、ある男の子がふとひとこと。

「面白かった。」

その素直な感想に、心の中で思わず笑みがこぼれました。静かな朝のひとときに、物語の世界を一緒に旅できたことがとても嬉しく感じました。

本の力、そして子どもたちの感受性の豊かさを改めて感じた朝でした。来月も、また素敵な物語と出会えるのが楽しみです。

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