丸亀城の復旧工事を視察して

5/16(金)、前日から参加している「瀬戸内海地区議会競艇連絡協議会」の研修視察2日目。視察先は、香川県丸亀市にある丸亀城でした。

丸亀城といえば、美しい石垣で有名な歴史あるお城。しかし、平成30年に西日本を襲った豪雨災害の影響で、石垣の一部が無残にも崩れ落ちてしまいました。その後、丸亀市では、元の姿を取り戻すための大規模な復旧工事が進められています。

今回の視察では、実際に現地に足を運び、石垣復旧の様子を間近で見学しました。特に印象的だったのは、崩れた石を一つひとつ丁寧に元の場所に積み直していくという、まさに気の遠くなるような作業。文化財としての価値を損なわないよう、正確さと根気が求められる工事であり、関係者の方々の並々ならぬ努力を感じました。

工期はおよそ3年を予定しているとのこと。完全復旧には時間がかかりますが、その分、完成した姿を見られる日がとても楽しみです。

歴史を未来へつなぐ——。今回の視察を通して、そんな想いが胸に残りました。

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